
更年期は心も体調もゆらぎやすい時期です
「なんとなく不快な感じ」という人から「とてもツライ」という人まで、症状別に原因と対処法を紹介します。
今まで経験したことが無い更年期!
女性ホルモンが減って自律神経が乱れる「更年期」に入った女性は、今まで経験したことが無い厄介な問題を抱えます。
30代後半~60代までの女性1,300名を対象とした調査では、58.6%の人が「更年期障害の症状がある」と答えました。
さらに50~60代を調査したところ、78.7%の人が「更年期障害の症状がある」と答え、約8割の人がなんらかの問題を抱えていることが分かっています。
とくに50代以降の更年期障害の症状は日常生活に支障があるケースも見られ、病院通いをしている人もいるようです。
また「季節によって更年期障害症状は変わる?」という調査では「季節の影響はない」という答えが多く、52.4%の人が「通年に渡って更年期障害を感じる」という結果になりました。
そして、28.6%の人が「季節の変わり目に症状がひどくなる」と答えていますが、これはほかの病気の可能性もあるので注意が必要です。
更年期障害の症状とほかの病気の症状は素人では見分けが難しいので、自分の症状の原因が分からない場合は専門医に相談したほうがいいでしょう。
50代以降の日本女性の更年期障害症状
では、更年期障害の症状はどのようなものが多いのでしょうか。
50代以降の日本人女性をターゲットにしたアンケートはこのようになりました。
1位 | 疲れやすい・抜けない | 71.9% |
2位 | 肩こり・腰痛 | 62.8% |
3位 | 頭痛 | 61.4% |
4位 | イライラ | 60.1% |
5位 | 不眠 | 58.4% |
6位 | ホットフラッシュ | 56.6% |
7位 | 不安・ゆううつ感 | 48.1% |
8位 | 汗をかく | 41.7% |
9位 | 動悸 | 29.3% |
10位 | めまい | 19.6% |
※ 複数回答アリ
「疲れやすい・疲れが抜けない」と答えた人は7割以上、続いて「肩こり・腰痛」が6割以上、そして「頭痛」となっています。
50代女性の更年期|症状や状態
一般的な症状は上記のアンケート結果にあるように、「疲れやすい・疲れが抜けない」「肩こり・腰痛」「頭痛」などがあげられますが、その原因と対処法をまとめました。
50代女性の更年期は大きく分けると5つに分類ができ、それぞれ原因と対処法、また、解消法も異なります。
■ 悪化すると怖い症状
■ 他人に理解してもらうのが難しい症状
■ 予期できず急に出てくる症状
■ 栄養失調や免疫低下などのリスクがある症状
■ 日常生活にも支障が出る症状
頭痛やめまいなどの症状の原因と対処法
不眠やうつ・不安感など「精神的症状」の原因と対処法
ホットフラッシュなど「血管運動神経症状」の原因と対処法
食欲不振や吐き気などの「消化器系症状」原因と対処法
肩こりやしびれなど「運動器官系症状」の原因と対処法
更年期障害の症状は複合的
個人差はありますが、更年期障害の症状は単独で発症することは少なく、複合的に出ることが多々あります。
■ 頭痛がひんぱんに起こり、眠れないことが多い
■ ダルいのに眠れず、不安感もある
■ 焦燥感にかられるとドキドキと動悸が激しくなる
などと、体の不調と心の混乱がセットになって発症する場合が多いようです。
もちろん「頭痛の症状だけ」という人もいますが、この症状が続くと「いつ解消するんだろう?」「このまま慢性的になっていくのかな」と不安感が生まれています。
その結果「頭痛と不安感」というように、更年期障害症状が複合的な症状へと悪化してしまうことがあるでしょう。
また、冷え性なのにホットフラッシュで体が熱くなる「冷えのぼせ」や、疲れが抜けず入浴が面倒になり不潔な生活になってしまうこともあります。
さらに、他人の言葉が更年期の人を苦しめることもあるのです。
更年期障害に理解が無い他人は、症状で苦しんでいる様子を見て「さぼっている」「だらしない」などの印象を持ち、口に出すこと人もいますよね。
自律神経のバランスが乱れている更年期の人は、その言葉を聞き、落ち込んだり不安感が増したりと「うつ状態」に陥ってしまうことがあります。
そして、今までより更年期障害の症状が重くなってしまうのです。
50代女性は体が男性化する!?
50代女性は体臭がきつくなる
女性ホルモンが減少すると男性ホルモンが優位に立ち「体が男性化している」と感じるシーンも多くなります。
そのなかでも50代女性が最も気になるのがニオイですね。
今まで女性ホルモンがセーブしていた皮脂や汗が出やすくなると「加齢臭」が発生し、イライラしやすくなると「ストレス臭」がきつくなり、胃腸がダメージを受けると「口臭」が発生し、自浄作用が衰えると「デリケートゾーンのニオイ」が強くなります。
50代女性もヒゲが生えて抜け毛が増える
更年期に入ると女性でもヒゲが生えたり濃くなったりします。
ヒゲが生える原因も、体臭がきつくなる要因と同じように、男性ホルモンが優位に立つことです。
さらに男性ホルモンは、女性の髪の毛を薄くしたり、細くしたりと、女性の外見に変化を与えます。
更年期は肌の美しさも奪う!?
女性ホルモンは肌を美しく保つ役割を持っています。
そのため女性ホルモンが減少すると、肌がゴワゴワした感触となり、カサカサと乾燥し、だらんと下がった肌になっていくでしょう。
これらの肌悩みは「もう年だから……」と諦めてしまう人もいれば、「若々しくいたい」と奮起する「美魔女」とよばれる人たちもいますよね。

そうです!
年齢に合わせたケアをすれば、肌の美しさは保てるのです。
厚くなった角質を除去して、美容成分を補充し、たるんだ肌を引き締めてあげれば、周りにいる同年代の人たちより輝くことができます。

でも、手間がかかりそう……

そのためにあるのが、50代女性を若々しくするアイテムです。
まずは、オールインワンジェルでのスキンケア。
エイジングケア用に選び抜かれたものを配合しているオールインワンは、手軽で簡単に使えるのに、しっかり50代女性の肌を若々しく見せてくれます。
高価な美容液をいろいろ買うより、年齢に合わせたオールインワンはコスパもいいし、たるみやシミを早く解消できるでしょう。
加えて、もっとスピーディーに美魔女を目指すなら「美顔器」が効果的です。
美顔器はワンランク上の肌ケアができるので、たるみやハリ不足になった肌を引き締めながら、乾燥した肌を潤し、シミが濃くなった肌を美白へと導くことができます。
実際、「エステに行くよりリーズナブル」「家で肌ケアできるから時間調整がラク」「体調に合わせてケアできる」と、50代の美顔器所持率は増えています。
女性の更年期障害の症状が出るタイミング
更年期障害は同じ症状が1日中続くことはあまりなく、発症したり治まったりを24時間のうちに何度も繰り返します。
生活環境や家族構成、1日の過ごし方などによって差はありますが、更年期障害の症状が出るタイミングやきっかけにはパターンがあり、対処法のヒントになるかもしれません。
そこで、更年期障害の症状が出るタイミングやきっかけを調査しました。
「頭痛」が出るタイミングやきっかけ
■ パソコンやスマホ、テレビを見ているとき
■ 眠ろうと横になったとき
■ 冷房が効いた部屋に長時間いたとき
■ 近所の子どもの泣き声を聞いたとき
「イライラ」が出るタイミングやきっかけ
■ 家族やペットがなにか失敗したり言うことを聞かないとき
■ 友人から聞かされた愚痴がイライラのスイッチになった
■ 昔のことを急に思い出して、一人でイライラした
「耳鳴り」が出るタイミングやきっかけ
■ ヘリコプターの音や救急車のサイレンを聞いたとき
■ お風呂から出たとき、目の前がキラキラ光ってキーンと耳鳴りがした
■ 寝起きに耳鳴りを感じ、その後、耳がふさがった感じがする
「ホットフラッシュ」が出るタイミングやきっかけ
■ 怒りを感じると顔がカーッと熱くなる
■ 混雑した人込みに入るとホットフラッシュが20分程度続く
■ 睡眠中に暑くなり、起きてしまう
更年期障害の症状がある人は、パターンを見つけられれば対処しやすくなるでしょう。
調子のいいときに、発症したタイミングやきっかけを思い出してみてください。
更年期女性の悩みは多い!解決方法は
「45~55歳が最もツライ!」といわれる更年期を乗り切る方法は、大きく分けると2つあります。
2.更年期の症状全般を根本的に解決する方法
1.その都度、症状によって対処する方法
更年期障害の症状が比較的軽い人や10日間に1回程度など間隔が長い人は、その都度、対処をすれば更年期を乗り切れるかもしれません。
など、症状に合わせて対応しましょう。
2.更年期の症状全般を根本的に解決する方法
更年期障害の症状が重い人や頻繁に発症する人、また症状が複合的に出る人は、根本的な原因に向き合う必要があります。
その方法は、食事やサプリ、薬で女性ホルモンと同じ作用をする成分を摂取することです。

でも、減少する女性ホルモンを自力で増やすことはできないの?

それは不可能です
なぜなら、女性ホルモンの減少は卵巣の老化が原因だから
だからこそ、ホルモンバランスを整えるには、外からホルモンに似た成分を補充してあげる方法が最適なのです。
食事で更年期障害に立ち向かうには
昔から更年期障害の女性にすすめられているのは「大豆製品」ですよね。
大豆に含まれる大豆イソフラボンには、女性ホルモンに似た成分の材料が含まれているので、不足した女性ホルモンを補ってくれます。
納豆や豆腐、豆乳など、大豆製品を多く食事に摂り入れている日本人女性は、欧米人女性より更年期障害の発症が少ない・軽いといわれているほどです。

私、毎日納豆を食べているのに更年期障害が重いんです

そういう人は、大豆イソフラボンを女性ホルモン様成分に変換できていないのかもしれません
実は、大豆イソフラボンを女性ホルモン様成分(エクオール)に変換するには、腸内細菌(エクオール生産菌)の活躍が不可欠なのです。
そのエクオール生産菌は日本人でも持っている人は50%しかいないので、エクオール生産菌を腸内に持っていない人は、大豆食品をいくら食べても更年期障害を緩和・解消できません。
「大豆と更年期障害の関係」

では、どうすればいいの?

でしたら、ダイレクトにエクオールを摂取すればOKです。
その方法を紹介しましょう!
更年期障害はサプリで解決できる!?
更年期障害の症状が重い人は病院で治療を受けていると思いますが、更年期障害専門医でも治療に使用しているのはホルモン注射ですよね。
医師でない私たちが直ぐにできる「更年期障害の緩和・解消法」は、サプリでホルモンに似た成分を補充してあげてホルモンバランスを整えることです。

サプリって効き目あるの?

すっごく効果あります!
サプリは薬ではないので即効性はありませんが、薬と違って副作用を訴える人は少なく、継続できるから快調になる人が多いのです。
更年期障害をサプリで解消した人の声

コンママさん 50代
飲み始めたばかりですが、いつものイライラが軽減された感じがします。
疲れにくくなって外出も楽しめています。

りりさん 40代
飲み始めてからイライラすることが少なくなり、美容面も落ち着きました!
これからも飲み続けようと思います。

まささん 50代
飲み始めてからわりとすぐに色々な不調が落ち着いてきたような気がします。
指の痛みも治まり、毎日楽に過ごせて、メンタル的にもとても良いです。
「その場限り良くなればいい」と、鎮痛剤などを使って痛みや不快感を取り除くこともできますが、更年期障害の症状はいろいろな出かたをします。
その度に、薬を用いていては大変だし、体に負担もかかるでしょう。
その点、サプリの位置付けは食品なので、飲み続けると「女性ホルモンが分泌している状態」を安全に維持することができ、更年期障害による不調をはねのけることができるのです。
エクオールサプリTOP5
更年期女性がホルモンバランスを整えると
更年期障害を抱えている人がサプリで女性ホルモンと似た成分を補充すると、女性ホルモンの役割である「女性らしさ」を取り戻す手伝いもしてくれるので、健康寿命を延ばして美容効果もグンとアップします。
■ コラーゲンの生成を促すので、弾力をつくり出してプルプル肌になる
■ 自律神経の働きを安定させるから、イライラや不安が和らぐ
■ 体温や脂肪の燃焼効果を上げ、痩せやすい体をつくる
症状の放置は病気のリスクを引き上げます。
「もう50代だから、今さら……」と思っている人も、健康寿命を延ばすためにサプリでホルモンバランスを整えましょう!
更年期女性にはどのサプリがいいの?
ハッキリ言って、私は更年期障害を抱えている女性に「エクオール」のサプリをすすめます。
その理由は、エクオールが1番女性ホルモンに似た作用をするからです。
エクオールは、更年期女性に効き目があるといわれていきた「大豆イソフラボン」をさらに進化させた成分なので、女性ホルモン減少による不調はこれで解決!といってもいいでしょう。
しかし、大豆イソフラボンを進化させたものなので、大豆アレルギーを抱えている人は摂取出来ません。
そのため、ローヤルゼリーやプラセンタのサプリでも女性ホルモンを整えられる商品ができています。
また、更年期の症状によってはローヤルゼリーやプラセンタのサプリの方が合っている場合もあります。
自分の体に合った更年期解消法を見つけましょう。
更年期女性はセルフケアで快調に!
更年期の症状はいろいろな種類があり、「なんとなくダルイ」といった些細な違和感から「慢性的な頭痛」や「吐き気が止まらない」など、重さ・辛さも人それぞれですよね。
例えば「5日間に一度、10分間ほど頭が痛くなる」この程度なら、我慢してしまう人が多いかもしれません。
しかし「毎日、朝と夕方に頭痛と耳鳴りがして、家事ができない」となると話は別です。
このようなケースは専門に相談しながら、自分に合った解決策を見つけていくのが賢明でしょう。
そして、自分で出来る解決法にはサプリを活用したり、運動や入浴で体のバランスを整えたり、アロマでリラックスするなどの方法もあります。
自分に合った解決法を見つけて継続すれば「更年期障害って何?」という気分で過ごせるはずです!