男性特有の更年期症状｜「男性特有の症状」原因と対処法
👉勃起不全・ED
👉ヒゲが薄くなる
更年期の男性に多い「性欲低下」症状
■ 外部刺激を与えられても男性機能の反応が薄くなる
更年期の男性にみえる「性欲低下」原因
性欲の低下症状は個人差が大きく、性的対象に対して「まったく興味が沸かない」から「奥さんにだけ反応が薄くなる」、「日によっては性欲が沸く」といった人まで症状はそれそれです。
性欲低下の主な原因はテストステロンの減少ですが、服用している薬の影響やうつ症状、興味の対象が変わったなどの原因も考えられます。
更年期男性の「性欲低下」への対処法
□ 有効成分を含むサプリメントの摂取
□ 有酸素運動
テストステロンは加齢によって分泌を減少させますが、ストレスによっても分泌や働きが悪くなります。
ストレスを解消しながら、マカや亜鉛などのサプリメントで性欲を取り戻しましょう。
更年期の男性に多い「勃起不全・ED」症状
■ 性交の途中で勃起状態が失われる
更年期の男性にみえる「勃起不全・ED」原因
EDとインポテンツはよく混同されますが、EDは勃起「不全」のことでインポテンツは勃起「不能」のことをいいます。
男性の更年期障害にみられるのはEDで、そこにはテストステロンが大きく関わっており、日本では推定1,100万人の患者がいるといわれている症状なのです。
勃起には体内にある一酸化窒素（NO）が必要ですが、このNOを作るのはテストステロン。
テストステロンが低下すると、充分なNOが産生されずに血流も悪くなり、陰茎では十分な勃起が得られなくなるのです。
「勃起不全・ED」は脳梗塞や狭心症のサイン
EDは「もう年だから」と諦めてしまう人が多い症状です。
しかし、その背後には別の病気が隠れている可能性があるため、注意が必要となります。
テストステロンが充分に生産されないと、血管はしなやかさを失い酸化ストレスで細胞がサビてしまいます。
その結果、血管の内壁に凹凸が生じて血液がスムーズに流れにくくなり、血流不全が起こりやすく、脳血栓や狭心症を引き起こすこともあるかもしれません。
EDの段階で処置ができれば、脳血栓や狭心症も未然に防げる可能性が高くなるので、体のサインを見逃さないようにしましょう。
更年期男性の「勃起不全・ED」への対処法
□ サプリメントで有効成分を摂取する
□ ストレスを解消する
テストステロンが分泌する量の低下は、「早朝勃起（朝勃ち）」の状態によっても判断できます。
消失はホルモンバランスが乱ている重要なサインなので、注意してください。
更年期の男性に多い「ヒゲが薄くなる」症状
口周りに生えているヒゲは更年期になると薄くなったり伸びが遅くなったりします。
毎日、ヒゲを剃る習慣がある人は「楽になった！」と嬉しい症状ですが、ヒゲを伸ばしている人はアンバランスな状態になってしまうでしょう。
■ 部分的にヒゲが薄くなった
更年期の男性にみえる「ヒゲが薄くなる」原因
ヒゲは男性ホルモンの代表であるテストステロンと密接な関係にあります。
男性が更年期になるとテストステロンの分泌が減少し、ホルモン全体のバランスが崩れてヒゲの生育を悪くするのです。
一方、頭髪はテストステロンの影響を受けると薄くなる傾向にあるため、更年期を過ぎると頭髪の抜け毛はストップしていくでしょう。
つまり、テストステロンが活発な時期には頭髪にダメージを受けやすく、更年期に入るとヒゲなどの体毛が薄くなりやすくなるのです。
更年期男性の「ヒゲが薄くなる」への対処法
□ ヒゲや体毛を濃くしたい場合は、マカなどの男性ホルモン様サプリを摂取する
男性の体内にある男性ホルモンと同じ働きをする成分を、サプリなどで補ってあげることが大切です。
男性の更年期に多い「男性特有の症状」の改善法は
サプリメント・漢方で男性の更年期をケア
50代の更年期の障害である男性特有の症状には、「マカ」サプリメントが有効です。
「マカ」はホルモンバランスを整え、自律神経を正常に戻す効果があることから、「LOH症候群」とよばれる男性の更年期障害の症状緩和に役立つ成分として知られています。
具体的には、滋養強壮効果によるパワーアップや集中力・持続力の向上、疲労回復力の向上など多くの改善効果が期待できます。
さらに、亜鉛の成分が一緒に含まれているサプリメントなら、テストステロンの低下からくる性機能障害を解消する力が強くなるでしょう。
ストレス解消で男性の更年期をケア
男性はストレスをストレートに受け止めたまま、ためてしまうことが多くなり、心が疲れてしまうことも多くなります。
そのストレスは、テストステロンの分泌を悪くして、男性機能の低下を引き起こしてしまうんです。
自分に合ったストレス解消法を見つけて、楽しく日常を送りましょう。
有酸素運動で男性の更年期をケア
有酸素運動とは、筋肉を収縮させるエネルギーに体内の脂質や脂肪、酸素を使う運動をいいます。
| ジョギング | ウォーキング |
| ヨガ | サイクリング |
| 水泳 | エアロビクス |
これらの有酸素運動をすると、副交感神経の働きを保ちながら血液が体の末端まで流れるので、酸素や栄養が行き届きやすくなります。
血のめぐりが良くなって体中に栄養がスムーズにいきわたるということは、運動をしながら疲労回復効果を上げ、更年期にみえる男性特有の症状を和らげるのに効果的ということです。
無理をしない程度に体を動かしてみましょう。
LOH症候群の症状を自己判断するのは難しいため、ツライ症状が出たら男性更年期専門の医師に相談してください。
