「体調がおかしい」更年期障害を疑うタイミング
男性が50代になって「体調がおかしい」と感じたら、更年期障害を疑うタイミングです。
男性にも更年期はあり、男性ホルモンの代表である「テストステロン」の分泌減少が原因です。
体内のテストステロンが低下するとホルモンバランスが崩れて、自律神経に影響を及ぼします。
自律神経は呼吸や代謝、消化といった生命機能を調節する役割を担っているので、自律神経が乱れると頭痛や火照り、動悸や不眠症、男性機能の低下など、さまざまな症状を発症させてしまうんです。
ホルモンバランスの乱れを放置していると重い病気へと進行する場合もあるため、前もって予防法や解消法を知っておくといいでしょう。
まずは生活習慣・食生活の見直しを!
症状が軽い場合や予防のためなら、生活習慣や食生活の見直しから始めてください。
そして、更年期障害の症状が重く苦しい場合は、専門医に相談することが解決への近道になります。
更年期障害の症状が診察を受けるほどでもない場合は、セルフケアで症状が軽くなったり改善する場合があります。
5つの更年期障害の解消法!
■ サプリメント
■ 睡眠の質を高める
■ ストレス解消
■ 運動
自分に合った方法で50代をイキイキと過ごしましょう。
食事で50代男性の更年期障害に対処する
更年期障害の症状が軽い人や予防をしたい人は、まず食生活から見直すことが大切です。
50代の男性は「テストステロンをあげる」食事を目指しましょう。
50代になると食事の好みが固定化してくるので、嫌いなものや新しいものを食べない傾向があります。
そのため、更年期に必要な栄養が摂取しづらくなり、更年期障害の症状を悪化させることも少なくありません。
テストステロンをあげるために必要な栄養素は、カルニチンやムチン、亜鉛、抗酸化作用に優れている食材です。
メニューとしては、玉ねぎをたくさん使ったサラダやニンニクを添えたハンバーグ、山芋の梅肉和え、カツオのたたき、温泉卵などが一般的なのでレストランや居酒屋でも頼みやすいでしょう。
もっと詳しく知りたい方は ↓
サプリで50代男性の更年期障害に対処する
更年期障害の症状が出始めたら、サプリメントでテストステロンを上げることから始めましょう。
更年期男性におすすめのサプリは3つ
2. 亜鉛 / 血管や消化器系の障害、心理的な悩み
3. グルコサミン・コンドロイチン / 関節などの痛み
頭痛や睡眠障害、男性機能の低下、うつ症状、肥満、無気力、疲労の蓄積など、いろいろな更年期障害は男性ホルモンの代表であるテストステロンが減少すると発症します。
マカや亜鉛のサプリメントは、男性の更年期障害に対して有効な栄養素が詰まっているので、更年期症状を悪化させないように継続して摂取してください。
さらに、更年期に発症する関節痛や肩こりにはグルコサミンやコンドロイチンのサプリメントが有効です。
もっと詳しく知りたい方は ↓
睡眠の質を高めて50代男性の更年期障害に対処する
更年期障害の原因であるテストステロンは、睡眠中に分泌されるホルモンです。
睡眠不足などでテストステロンが減少すると更年期障害の症状である「不眠」になりやすく、また、テストステロンが減少するとうつ症状が悪化して不眠症状が出始めるという「不眠のループ」に陥ってしまうことがあります。
この場合、睡眠がストレスにならないように生活を送ることが理想ですが、難しい場合は専門医に損談することも大切です。
自分で快適な睡眠を取り戻すためには、いくつかのステップを踏んで改善しくいくのがおすすめです。
もっと詳しく知りたい方は ↓
ストレス解消で50代男性の更年期障害に対処する
ストレスは男性ホルモンの大敵です!
ストレスは増加したりたまってくると男性ホルモンの分泌を減少させます。
何故かというと、体はストレスを受けるとその負担から身を守ろうとして、痛みや不安、緊張を和らげる「β-エンドルフィン」や交感神経系の作用を増強させる「アドレナリン」などを生産するんです。
ストレスに対抗する分泌物を作っていると、男性モルモンをつくり出すのは後回しになり、やがて栄養素や時間が不足してしまって男性ホルモンの分泌が減少します。
50代になると自分の周りにいる人たちにいろいろな変化があらわれますよね。
■ 部署替え後に急激に老けた
■ 親の介護をしている友人が笑わなくなった
これらは、ストレスによるうつ状態かもしれません。
このうつ状態は更年期になると増えはじめ、原因はホルモン減少による自律神経の乱れといえるでしょう。
また、「五十肩で腕が上がらない」「階段の上り下りがツラくなった」「膝や腰が痛い」「朝立ちが無くなった」なども、更年期に入った男性の特徴です。
男性は女性と違ってストレスをためやすく、発散させる機会や方法に乏しい傾向にあるので、解消する方法を見つけるのが更年期障害解消のポイントとなります。
もっと詳しく知りたい方は ↓
運動で50代男性の更年期障害に対処する
男性らしさをつくるテストステロンは、下半身の運動をすると活発に分泌されることが分かっています。
そのため、太ももやお尻の筋肉を重点的にトレーニングしていきましょう。
下半身の筋肉を動かすことはダイエットにもなるので、生活習慣病予防にも有効です。
スクワットなどのトレーニングがおすすめですが、効果的に鍛えたいなら専用器具を使った方法がgoodです!
その理由は3つ
□ 間違ったトレーニング方法だと鍛えるのに時間がかかる
□ 器具が目に付くと「やらなきゃ!」という意識になりやすい
とくに男性は「〇〇しながら運動をする」ということが苦手な傾向があるので、専用器具を使って短時間でトレーニングを済ます方法が向いています。
もっと詳しく知りたい方は ↓