男性の更年期障害をサプリで解消!50代から始めたい生活習慣

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50代の更年期障害を解消・緩和してくれるサプリ3種

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男性が50代になったら、摂取して欲しい栄養素があります。

それは、ホルモンバランスや自律神経を整えたり、体を潤滑に動きやすくする栄養素です。

 更年期障害時期に男性が飲むべきサプリメント

1. 「マカ」は男性特有の更年期症状を緩和する

2. 「亜鉛」は心や体調を整える

3. 「グルコサミン」「コンドロイチン」は痛みの原因を和らげる

 

男性の更年期障害は50代以降に多い

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人は年齢を重ねると、ホルモンの分泌が減少して体や心に不調が出てきます。

不調が出てくる年代は50代に多く、ホットフラッシュやED、うつなど、さまざまな症状で悩まされることが増加していくでしょう。

その年代を「更年期」とよび、不調の症状を「更年期障害」とよびます。

女性の更年期はよく知られていますが、男性にも更年期はあるんです。

 

男性の更年期の原因は、男性ホルモン分泌減少でホルモンバランスが崩れたり自律神経が乱れることによって体や心に影響があらわれることです。

この男性ホルモン分泌減少は、老化現象と同じなので止めることができません。

だからこそ、外部からホルモンのバランスを安定させる栄養素を摂取しなければならないのです。

 

サプリメントを摂取して男性の更年期を緩和する

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本来ならば、体に必要な栄養素は毎日の食事から摂ることが望ましいですが、食品に含まれる栄養価自体が減少しており、バランスの良い食事を心がけていても十分に栄養素を摂取するのが難しくなっています。

そのため、良質のサプリメントで効果的に栄養を摂っていく必要があります。

 

しかし、サプリメントは薬とは違うので、即効性は期待できません。

薬のような対症療法ではなく、身体そのものの体質を変えていくアプローチ法なので、自分に必要な栄養素を見極めながら品質にこだわったサプリメントを継続的に飲み続けることが重要です。

サプリメントを摂りたい人

■食生活が偏りがちな人

■病院に行くほどではないけれど体調に不安がある人

■生活の質を上げたい人

などは、積極的にサプリメントで栄養補給をしてあげるといいでしょう。

 

1.マカはホルモンバランスを整える

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「マカ」は、ホルモンバランスや自律神経を整える効果があることから、男性の更年期障害(LOH症候群)の症状緩和に役立つ成分です。

マカとは

マカは、南米ペルーのアンデス山脈に自生する多年生の植物で、アブラナ科に属す大根やカブと同じ根菜の一種です。

気候が厳しいアンデス山脈では、自生できる植物は非常に少ないといわれており、その厳しい環境で育つマカは栄養が凝縮されているので、さまざまな効能を発揮できます。

マカに含まれる栄養素

マカには9種類の必須アミノ酸 (体内では合成されないため食物から摂取しなければならないアミノ酸)を加えた18種類のアミノ酸をはじめ、鉄・カルシウム・亜鉛などのミネラル、食物繊維、ビタミンなどがバランスよく配合されている成分です。

 

なかでも、血流改善効果による性機能向上が期待できるアルギニンをはじめ、必須アミノ酸や鉄分、ビタミン、カルシウムなど豊富な栄養が含まれているのが特徴で、滋養強壮や集中力の向上、疲労回復など多くの改善効果が期待できます。

男性の更年期障害解消に役立つマカ効果

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男性機能の回復 エイジングケア
滋養強壮 動脈硬化の予防
疲労回復 活力や集中力の向上

男性機能の回復力で有名なマカは、精液量や精子数、運動性精子数、精子運動性の向上が期待できる成分です。

実際に「男性機能が向上した」という研究結果としても出ているので、マカは更年期の男性にとって救世主となるかもしれません。

 

マカの成分は精子の質を高めるだけでなく性欲にも関係するといわており、血行促進効果で勃起にも影響があると考えられています。

そのため、男性の妊活用サプリメントとしても注目されているのです。

 

2.亜鉛で心と体の健康を取り戻す

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亜鉛は精巣や前立腺の働きを活発化させ、骨を強くしたり動脈硬化を防いだり、筋肉・血管・内臓を若々しく保つ効果が期待できます。

亜鉛は体内に吸収されにくい栄養素なので、食事で摂取するより吸収しやすいサプリメントで補給したほうが効率的です。

亜鉛とは

亜鉛は数百におよぶ酵素たんぱく質の構成要素として、さまざまな生体内の反応に関与している栄養素です。

アミノ酸からのたんぱく質の再合成やDNAの合成にも必要なので、生命維持に非常に重要な役割を果たしていることでも知られています。

亜鉛の栄養成分は骨の成長や肝臓、腎臓、インスリンを作るすい臓、精子を作っている睾丸など、新しい細胞が作られる組織や器官において必須のミネラルなのです。

亜鉛は吸収しづらい栄養素

亜鉛が不足すると酵素が機能しなくなるので、発育障害や免疫不全、肌荒れ、味覚障害、精子の減少による生殖機能の低下など不調があらわれます。

亜鉛が多く含まれる食品には、牡蠣や豚レバー、ピュアココアなどがありますが、食卓に上がりにくいものばかりです。

さらに、食事で摂取しようとしても必要量の約30%程度しか体に吸収されないといわれているので、サプリメントなどの栄養補助食品で摂取するのが効率的でしょう。

男性の更年期障害解消に役立つ亜鉛効果

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精子の生成や運動を活発化させて精力増強を図る
皮膚を守る 免疫力を高めてアレルギーを抑制する
からだの酸化を防ぐ 味覚・視覚・嗅覚を正常にする
骨を丈夫にする 血糖値を下げて糖尿病を防ぐ
前立腺障害を防ぐ けがや火傷の回復を促す
脱毛を防ぐ 新陳代謝を上げて成長を促す

年齢を重ねるほど亜鉛は摂取しにくくなり、日常生活の動作や生活の質に影響を及ぼしやすくなります。

症状や血液検査の結果から気付くよりも、予防の段階からしっかり摂るようにしてください。

3.グルコサミン・コンドロイチンで関節痛を緩和する

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グルコサミンとコンドロイチンは肩や背中、腰、足などの関節痛予防に用いられることが多い成分です。

グルコサミンとは

グルコサミンとは、アミノ酸の一種で軟骨を形成しているヒアルロン酸やコンドロイチンといった物質の元となる物質です。

体内ではブドウ糖から合成され、ムコ多糖の構成成分となります。

この合成能力は年齢を重ねると衰えていくので、グルコサミンをサプリメントなどで補給して軟骨の磨り減りを抑えながら関節の動きを滑らかくし、関節痛を改善する方法が効果的です。

サプリメントではカニの甲羅やエビの殻から抽出した成分を凝縮しているので、アレルギーがある場合は摂取を控えたほうがいいでしょう。

コンドロイチンとは

コンドロイチンとは、軟骨の成分の一つです。

軟骨とは、骨と骨が直接ぶつかりあわないようにクッション材の役割をしている体の一部ですが、軟骨は加齢や激しい運動ですり減ってしまい、直接、骨同士がぶつかると炎症をして痛みを発します。

その軟骨間の空間を維持して、痛みの症状を改善させる役割を持つのがコンドロイチンなのです。

グルコサミンとコンドロイチンの違い

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グルコサミンとコンドロイチンは、どちらも「軟骨を守る」という関節に欠かせない成分ですが、それそれ役割が違います。

グルコサミン コンドロイチン
アミノ酸の一種:ムコ多糖の構成成分 ムコ多糖の一種
軟骨の主成分であるプロテオグリカンを作り出す原料 プロテオグリカンを構成する重要な成分
カニやエビなど「甲殻類の殻」にも多く含まれる 納豆や山芋、おくらなどのネバネバした食品に多く含まれる

関節痛に悩んでいるなら、グルコサミンとコンドロイチンを同時に摂取したほうがが効率的に関節へ届きます。

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