料理初心者がみそ汁を作る!2つのポイント
料理初心者でもみそ汁は簡単に作れます。
注意するポイントは2つ
■ 出汁は「ほんだし」などの顆粒出汁を使う
これだけです。
みそを加えたら煮立たせない
定食屋などで「味の抜けたみそ汁」を飲んだとこがある人も多いと思います。
これは、何回も火にかけたみそ汁だったり、煮立たせたみそ汁だからでしょう。
みそを煮立たせてしまうと、うま味や香りが抜けてしまって「色のついた汁」を味わうことになってしまいます。
そのため、「みそを加えたら煮立たせてはいけない」といわれているのです。
出汁は「ほんだし」などの顆粒出汁を使う
出汁にはいろいろな種類があり、それぞれ取り方が違います。
かつお出汁
香りがよく澄んだ色の上品な出汁なので、どんな料理にもよく合います。
2.沸騰した鍋にかつお節を入れる
3.10分程度煮立てたら火を止めて、ざるなどでかつお節をこす
昆布出汁
あっさりとした味わいの出汁なので、素材の味を活かした煮物や鍋に合います。
2.昆布を水へ投入して5時間程度放置する
3.火にかけて沸騰直前に昆布を取り出す
にぼし出汁(いりこ出汁)
濃厚で素朴な味わいの出汁ですが、クセがあるので濃い目の味付け料理に合います。
2.ニボシを水へ投入して1晩置く
3.アクを取りながら5分ほど火にかける
結論!料理初心者は出汁に手を出さないほうがいい
料理初心者が出汁から取る料理を始めてしまうと、それだけで「みそ汁は手間がかかる」とイメージされてしまうでしょう。
だから、みそ汁を作る工程や味を覚えるまでは顆粒出汁を使って「簡単に美味しく作れる!」と考える方がいいのです。
料理初心者のための「みそ汁レシピ」
まずはみそ汁の作り方の基本を知っておきましょう。
基本のみそ汁レシピ
基本のみそ汁材料:2人分
みそ 大さじ1
ほんだし 小さじ1/2
好みの具 適量
基本のみそ汁:作り方
2.好みの具材を鍋に投入する
3.煮立ったら火を止めでみそを加える
4.完成!
料理初心者がみそ汁を簡単に作る裏ワザ
みそ汁用の小さい鍋が無いとき
料理慣れしている人は、大きい鍋で少量のみそ汁を作ることもできますが、料理初心者は沸騰させないように小さい鍋を使ってみそ汁を作る方が美味しくできあがります。
しかし、「煮物やカレーなどを作る大きい鍋はあるけど、みそ汁用に使う小さい鍋が無い」といった家庭が多いのではないでしょうか。
そんなときは、100均をのぞいてみてください。
こちらはダイソーで見つけた鍋です。
500円しますが、鍋底が16㎝でフタ付きという「まさに、みそ汁用!」といえる鍋を見つけました。
鍋の内面はフッ素樹脂加工が施されているので、具を炒めてからスープにする料理も作れます。
みその量が分からないとき
こちらもダイソーで見つけた便利グッズです。
みそにグサッと挿してクルっと回せば使いたい量のみそを取ることが出来て、そのままお湯の中でみそを溶くことが出来ます。
おたまと菜箸でみそを溶くより溶けやすいので便利です。
みそが固くて溶けないとき
みそはお湯にそのまま入れても溶けづらいので、おたまと菜箸で少しずつ溶かしてあげる必要があります。
これが、面倒な作業なんですよね。
豆腐などの崩れやすい具材を使ったときは、みそを溶かす作業中に豆腐が崩れてしまうこともあります。
そんなときは「液みそ」や「溶けるみそ」などを使ってみるのもおすすめです。
みそが出汁で伸ばしてあるので、すぐにお湯に溶けて便利!
みそや出汁のバリエーションも増えているので、いろいろな味が楽しめますよ。