50代男性の加齢臭が一番臭い場所は?原因とすぐできる対策

体臭 50代の悩み

50代男性の加齢臭の原因

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加齢臭の原因は、皮脂が酸化することです。

人の肌からは皮膚の潤いを保つために皮脂を分泌し続けていますが、年齢を重ねると皮脂中の「パルミトレイン酸」と皮脂が酸化して生じる「過酸化脂質」が増えてきます。

「パルミトレイン酸」とは、肌の潤いを保ち、モチモチとした弾力を守る役割がある脂肪酸の一種で、「過酸化脂質」とは、肌から分泌された皮脂が空気にさらされて酸化したもの。

「過酸化脂質」は、いわゆるサビだといってもいいでしょう。

 

この「パルミトレイン酸」と「過酸化脂質」が結びつくと、「ノネナール」という加齢臭の原因物質が発生します。

「ノネナール」は男女関係なく発生する皮膚ガスですが、男性ホルモンに影響されるので、更年期前の女性や若い男性からは臭うことが少ないでしょう。

 

加齢臭の年齢別「強烈度」50代男性が一番キツイ!

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一般的に、加齢臭は40歳ころから発生し、50代でピークを迎えたまま60代までニオイを維持するといわれています。

そして、60代後半から起こる皮脂の分泌減少とともに、ニオイは落ち着いてくるのだそうです。

 

そういった過程の中で、50代男性の加齢臭が一番強烈だといわれる理由は4つあります。

■ 皮脂中の「パルミトレイン酸」が50代に多くなるから

■ 自律神経が乱れ、汗をかきやすくなると共に皮脂の分泌量が増えるから

■ 男性更年期になって体を動かくのがおっくうリなり、お風呂に入る回数が減るから

■ スーツや作業着など、毎日洗濯するのが難しい服を着続けるから

など、体の変化や生活環境が要因となって「50代男性の加齢臭が一番強烈!」といわれているようです。

さらに、タバコやお酒のニオイが加齢臭と混じる場合が多々あり、「中年男性にスメハラ加害者が多い」と認識されてしまいました。

 

50代男性の加齢臭ってどんな臭い?

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■ 古い油やロウソクのような脂っぽいニオイ

■ 古いポマードやチーズのようなニオイ

■ 古本や枯れ草のようなニオイ

■ 生ごみが発酵したような酸っぱいニオイ

50代男性の加齢臭はさまざまなものに例えられますが、「人に不快感を与えるニオイ」といっていいでしょう。

しかし、「懐かしいニオイ」と答える人も一定数います。

そういった人たちは、幼年期におじいさんやおじさんにかわいがられたときの記憶が甦っているのではないでしょうか。

 

50代男性の加齢臭が一番臭い部分

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加齢臭は皮脂腺から分泌される皮脂の量に関係しますので、皮脂腺が多く分布されている部位を見てみましょう。

上の図を見ると、頭や顔、首回り、胸、ワキ、背中(背骨に沿った部分)など、上半身に集中していますね。

 

化粧品メーカーの研究所では、1平方センチメートルあたりの皮脂腺数の平均は、かかとや手のひらがゼロなのに対して、腹や背中、ほお、額、頭と上に行くに従って多くなることが分かっています。

 

そして、皮脂の酸化もニオイの原因になるので、皮脂腺が多く空気に触れやすい場所である頭皮や顔、首回りが50代男性の加齢臭が一番臭い部分ということになります。

 

50代男性でも加齢臭がしない人

50代男性は外見も大事!臭いイメージは仕事に影響する

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ある企業の調査では、ボサボサの髪や肌荒れといった視覚的要素からも「あの人は臭い」「おやじ臭がしそう」とのイメージが付く。との結果が出ています。

そして、男性用化粧品メーカーの調査では半数以上の人が「上司のニオイが臭いと感じたら、一緒に仕事をしたくない」と答えています。

ここから分かることは

■ 視覚的要素からも「臭い」という印象が付く

■ 「臭い」と感じると、仕事に影響が出る

要するに、不潔な印象を与える人は実際には臭くなくても「臭い」という印象を他人に与え、他人は「臭い人に近づきたくない」という行動心理が働きます。

実際に体臭が臭い人に対しても「距離を置きたい」と感じる人が多く、体臭は人間関係を悪化する要因になってしまうのです。

 

50代男性でも加齢臭がしない人|視覚的要素

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50代になっても「無臭」「おやじ臭がしない」「加齢臭という言葉が似合わない」といった印象を与える人がいます。

 

私の会社にも「無臭人」と噂されている人がおり、私はテレビ会議でしか会ったことがありません。

つまり、パソコンの画面を通してしか会ったことがないので、本当に無臭なのかは確認できていないんです。

驚くことに「無臭人」と噂している人も、その人に直接会ったことが無い人が多く、見た目で「加齢臭がしない人」というイメージを持っていたようです。

 

「加齢臭」という言葉が似合わない、その人の印象を一言でいうと「清潔感」です。

 服  → シワが付いていないシャツ ・ シミや汚れが無い服 ・ シンプルで爽やかな色の服

 体型  → 太っていたり極端に痩せたりしていない体型

 髪形  → 寝グセが付いたままの人や長い髪をセットしないはNG。 黒髪短髪はどの年代からも好印象

 肌  → ヒゲの剃り残しや油っぽい肌、ニキビ肌は不潔に見える。 健康的でツルっとした肌は良いイメージを与える

人の目がある場所に出るときに外見を気にしない人は、ズボラ・だらしない・不潔といったイメージを他人に与えやすく、人と交流を図る場ではマイナスしかありません

清潔感を人に印象付けることによって、50代男性でも「加齢臭がしなさそう」と感じさせることができるのです。

 

50代男性でも加齢臭がしない人が気を付けていること

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実際に「加齢臭」を発生させない人はいません。

嫌なニオイは誰でも発生させていますが、50代男性でも加齢臭がしない人がいるのは事実です。

そこで、加齢臭がしない人が実践していることをあげてみましょう。

■ 下着や服はこまめに洗濯をしている

■ アルコールや肉食を控え、野菜を多く摂取している

■ 生活環境を整え、上手にストレスを解消している

■ 汗や皮脂をこまめに拭き取る

■ 加齢臭対策専用のボディソープを使っている

とくに「汗や皮脂をこまめに拭き取る」「加齢臭対策専用のボディソープを使う」ことは、ニオイの原因を無くすことになるので悪臭退治に有効です。

 

50代男性でもすぐできる加齢臭解消法

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50代男性でもすぐできる加齢臭解消法といえば、体臭対策専用のボディソープで体を洗うことです。

とくに、加齢臭が発生しやすい顔や首回りは念入りに洗いましょう。

さらに日中は、デオドラントシートで顔や首回りをこまめに拭き取ると効果的です。

 

「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」が合わさった50代男性の体臭は、汗と皮脂が酸化することで発生し、放置することでニオイがきつくなります。

そのため、しっかりとした洗浄成分を持ち、持続力のある消臭成分が配合された専用のボディソープを使わないと、40・50代の体臭を解消することは難しいのです。

 

臭いニオイは専用ソープで解消!

 

50代男性の体臭対策は、人間関係を円滑にする方法の1つです。

「加齢臭を感じさせない人」になって、周りからの評価を上げましょう。

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