自粛期間中に料理に目覚める男性が増加中!
料理は50代でも楽しく始められる
新型コロナの影響で「お家ご飯」の機会がグーンとアップしています。
とくに50代の男性の間では、自分で作った料理を家族に振舞うことが「ストレス解消になる!」と話題になっていますね。
「男子厨房に入るべからず」なんて言うのは、ひと昔、ふた昔前の話。
自分で料理を覚えると、味付けや盛り付け方に目が向かうので、外食の楽しみも増えてきます。
いろいろな料理を作っていくうちに「こんなに楽しいことを知らなかったなんて損してた」なんて思えてくるようになりますよ!
50代から始める男の料理|調理法は7種類
料理をするには、まず、いろいろな調理方法があることを知っておきましょう。
大きく分けると7つに分類されます。
焼く | 玉子焼き 焼き鳥 ステーキ |
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茹でる | ゆで卵 寄せ鍋 |
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炒める | スクランブルエッグ 野菜炒め 麻婆豆腐 |
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揚げる | 天ぷら 唐揚げ ポテトフライ |
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煮る | 肉じゃが 角煮 煮物 |
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和える | 胡麻和え チョレギサラダ カルパッチョ |
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蒸す | 蒸し餃子 茶碗蒸し バンバンジー |
50代から始める男の料理|「焼く」は火加減が命!
男の料理の初心者は強火にしがち
料理の初心者は「食材に火を通す」ことを1番に考えるので、強火でしっかり焼きがちです。
しかし、調理には食材に合った火加減があり、これを間違えると「外は焦げ焦げ、中は生」なんてことになってしまいます。
まずは、弱火・中火・強火といった火加減の違いを見てみましょう。
弱火
火の出口となべ底の中間に炎の先端がある状態です。
煮物やハンバーグなどのじっくり火を通す料理に使います。
中火
炎の先端がなべ底に当たるか当たらないか程度にある状態です。
多くの料理に使用する火加減なので、この状態をキープすることを覚えましょう。
強火
炎の先端がなべ底全体に当たっている状態です。
このとき注意したいのは、なべから炎がはみ出さないこと。
野菜炒めなどのサッと短時間火を通す料理に使います。
50代から始める男の料理|目玉焼きからスタート!
50代の料理初心者男性が始めに挑戦したいのが「目玉焼き」です。
目玉焼きは失敗しにくい料理のうえに、火加減の練習ができ、短時間で調理が終了、しかも食材が安いので何回でもチャレンジできます。
料理初心者でも挑戦しやすい!目玉焼きの種類
サニーサイドアップ
サニーサイドアップは目玉焼きのスタンダードともいえる調理法です。
玉子の片面だけに火を入れるので表面に火が通りにくく、半熟に仕上がったサニーサイドアップは黄身のオレンジ色が美しく際立ちます。
黄身を固焼きにしたい場合は、水を少量入れてフタをして蒸し焼きにすると表面にも熱が入ります。
※フライパンに合うフタが無い場合は、アルミホイルをフライパン全体にかぶせましょう。
「卵」と表記されるのは、鳥や魚、虫などの「生物学上、孵化する前提のもの」を指し、「卵」は主に鶏が産んで調理に使われるものを指します。
言い回しに使われる「医者の卵」や「弁護士の卵」などは、将来その資格を得るだろうと比喩した表現です。
しかし、今では「卵でも玉子でも良い」とされており、明確な基準は設けられていないようですね。
サニーサイドダウン(オーバーイージー)
黄身を生に近い半熟に仕上げた表面焼きの目玉焼きです。
油を引いたフライパンを強火にかけて玉子を割り入れたら、黄身が固まる前にひっくり返します。
黄身は半熟でも白身には火が通っているので、ハンバーグやサラダにのせて黄身を割るとトロ―っと黄身が流れ出て濃厚なソースの役割をして美味しいですよ。
オーバーミディアム
黄身の状態が、上記にある「サニーサイドダウン」と下記にある「ターンオーバー」の中間の状態です。
ターンオーバー(オーバーウェル)
玉子を両面焼きにして黄身を固めに仕上げた調理法です。
そのまま食べても美味しいですが、黄身が流れないのでサンドイッチの中身にするのもおすすめです。
スクランブルエッグ
最初に玉子を溶いてからフライパンに入れて、かき混ぜながら焼き上げる調理法ですが、スクランブルエッグは目玉焼きの黄身が崩れてしまったときの「ごまかし調理法」にもなります。
一般的には、牛乳や塩コショウなどを一緒に混ぜ合わせてから火にかけますが、無いもいれないプレーンなスクランブルエッグも美味しいですよ。
目玉焼きの作り方
用意する調理器具
■ フライ返し
食材
■ 玉子 1個
調理法
2.玉子を割り入れます。
火加減の目安
サニーサイドアップの場合
半熟 | 弱火で5分 |
固焼き | 弱火で12分 |
両面焼きの場合
半熟 | 弱火で最初の片面を3分 → ひっくり返して10秒でOK |
固焼き | 弱火で最初の片面を5分 → ひっくり返して2分でOK |
中火や強火で目玉焼きを焼いてしまうと「下は焦げているのに上は生」の状態になってしまうので、必ず最初から弱火で調理しましょう。