更年期サプリの選び方を女性の多くが間違えている!効果が出るのは

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更年期サプリは何のために飲むのか

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更年期にサプリを飲み始めるのは「更年期障害の症状を解消したいから」ですね。

イライラや不安、頭痛、不眠などのさまざまな症状を解消するためには、サプリを摂取するのが手軽な方法です。

 

女性の更年期障害に対するサプリメントといえば「大豆イソフラボン」が有名なので、食事でも豆腐や納豆、豆乳などを積極的に摂取する人も多いでしょう。

しかし、大豆イソフラボンのサプリを摂取しても「更年期障害の症状が軽減しない」という声を聞きます。

それは、日本人女性の約50%が体内で大豆イソフラボンを女性ホルモン様成分に変換できないからです。

言い換えると、更年期障害を解消したいのに、意味のないサプリを飲み続けている人が日本には約半数いるということになります。

 

なぜ更年期になるの?女性ホルモンの働き

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女性の更年期障害は、女性ホルモンの分泌減少によってホルモンバランスが崩れ、自律神経が上手く働かなくなるので起こる症状です。

女性ホルモンの働き

女性ホルモンのことを「妊娠や出産のためのホルモン」と考えている人が多いようですが、ほかにもいろいろな役割を果たしています。

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があるのでその働きを見てみましょう。

エストロゲンの働き

■ 女性らしい体をつくる
■ 自律神経を安定させる
■ コレステロール値を調整する
■ 骨や関節、脳などを強く正常に保つ
■ 血管を丈夫にして動脈硬化を防ぐ
■ コラーゲンの生成を促して美肌をつくる

プロゲステロンの働き

■ 子宮内膜を柔らかく保って妊娠しやすい体にする
■ 基礎体温を上げる
■ 食欲・睡眠欲を正常に保つ

など、2種類とも体と心の健康を維持するにも必要なホルモンなのです。

 

女性ホルモンは閉経前から減っている

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年齢を重ねると卵巣の働きは急激に低下して、分泌する女性ホルモンの量を減らします。

その過程でも体にいろいろな変化があらわれるので、月経の量が減ったり間隔が空いたり、生理痛が重くなったりする人もいるでしょう。

さらに、食欲不振や不安感の増加、寝つきが悪いなどを経験して「体が何故かおかしい」と感じ始めるのです。

これは「プレ更年期」とよばれる症状といってもいいでしょう。

 

意外と多いのが「更年期障害の症状は閉経してから」という誤解です。

この誤解によって、更年期障害の症状を何かの病気と考えてしまう人がいます。

 

更年期障害は閉経前後の45~55歳に多いといわれていますが、早い人だと30代で症状を発症する人もいるので「更年期は閉経前から始まっている」ことを知っておいてください。

 

女性の更年期障害は大豆イソフラボンで解消できない?

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「女性の更年期障害は大豆イソフラボンで解消できないの?」と聞かれたら、私は「有効ですが効率が悪い」と答えます。

 

大豆イソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」とよく似た働きをして、女性の体を病気のリスクから守り、美しさを保つのに有効な栄養素です。

大豆イソフラボンは大豆製品に多く含まれているので、食事などでも簡単に摂取できますね。

大豆イソフラボンは体内でどう変化するのか

大豆イソフラボンに含まれる「ダイゼイン」という成分は、腸内細菌によって女性ホルモンと似た成分である「エクオール」に変換されます。

女性ホルモンが減少した体にエクオールが摂取されると、女性ホルモンが正常に分泌されていた頃のように体を整え始めるのです。

そのため、女性ホルモンが足りなくなった更年期に大豆イソフラボンを摂り入れると、更年期の障害が緩和・解消されていくという状態になります。

大豆イソフラボンを変換できるのは2人1人!

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しかし日本人の中には、大豆イソフラボンをエクオールに変換できない人もいます。

その数は、なんと2人に1人!

そう、実は日本人の約半数が「大豆製品を食べても更年期障害の解消に効果は出ない」ということになるんです。

 

だったら、最初から変換後の「エクオール」を摂取したしたほうが効率的ですよね。

この答えが、先に述べた「大豆イソフラボンは有効ですが効率が悪い」に繋がります。

 

更年期女性におすすめのサプリは3種類

私が更年期女性におすすめするサプリメントは3種類です。

自分の体調や症状を見極めて選んでください。

1.エクオール

2.ローヤルゼリー

3.プラセンタ

1.エクオール

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エクオールは更年期障害の症状が出ていない人、また、重い更年期障害を抱えている人など50代以降の女性全員にすすめたいサプリメントです。

「日本人女性における大豆イソフラボンおよびエクオールと更年期症状の関係に関する調査研究」で

更年期症状の軽減には、大豆イソフラボンではなく、その代謝物のエクオールが大きくかかわっていることがわかった。

と結論付けられています。

※出典:日本更年期医学会雑誌15:28-37,2007

 

実際、エクオールのサプリを摂取している人のアンケートでは「更年期症状を感じなくなった」と答えている人も多いので、「更年期に飲みたいサプリメントNO.1」といってもいいでしょう。

エクオールを摂取したい人

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□ イライラや不安、うつ状態などの精神的症状が重い人

□ 頭痛やめまい、しびれなどの痛み・感覚異常がある人

□ ホットフラッシュや動悸、息切れなどを発症しやすい人

これらの更年期障害の悩みを抱えている人は、エクオールのサプリメントを摂取して体と心の改善を目指しましょう。

2.ローヤルゼリー

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ローヤルゼリーも女性ホルモンと似た作用を持つ栄養素です。

働き蜂の30倍以上の寿命を持つ女王バチだけの特別食というだけあって、ものすごい栄養素を秘めています。

とくに、人間の体内では作り出せない9種類の必須アミノ酸が含まれているので、更年期障害だけでなく加齢に伴う女性の悩みにも寄り添えるのです。

ローヤルゼリーを摂取したい人

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□ 吐き気や胃もたれ、食欲不振などの消化器系の症状がある人

□ 筋力の低下による排尿や便秘などの悩みがある人

□ 冷え症や慢性的な疲労を抱えている人

これらの更年期障害や加齢に伴う悩みを抱えている人は、ローヤルゼリーのサプリメントを摂取して体調を整えてください。

 

3.プラセンタ

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プランセンタとはいわゆる「胎盤」を指し、赤ちゃんが成長するのに必要なエネルギーがギュッと詰まった栄養の宝庫です。

本来あるべき状態に戻そうとする力(復調作用)があることから、更年期治療にプラセンタ注射を用いる専門医もいます。

女性ホルモン様作用はエクオールより低いと感じますが、血管や体温調節に関わる症状はプラセンタを摂取することで早く改善できるでしょう。

 

そして、なにより注目したいのが美肌効果です。

血行促進作用や抗酸化作用、線維芽細胞増殖作用によってシミやクマ、むくみなどを改善して、肌のハリや弾力を取り戻す効果に優れています。

プラセンタを摂取したい人

更年期

□ 発汗や寝汗など体温調整に関わる症状がある人

□ むくみや血行不良などの血管系症状を抱えている人

□ 肌荒れや吹き出物など肌悩みが激しい人

更年期障害に加えて肌悩みが深くなっている人は、プラセンタのサプリを摂取して、若々しく日常を送りましょう。

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