更年期女性に人気のエクオールに副作用は無い!
更年期女性の症状を緩和・解消してくれる成分として人気NO.1の「エクオール」には副作用はありません。
女性にとって心配なのは、「女性ホルモンが減少している時期にサプリなどで女性ホルモン様成分を摂取すると、子宮筋腫や不正出血、乳腺異常などのリスクが高くなるのでは?」ということでしょう。
米国の有名医学専門誌に載った研究論文では、「エクオール摂取での副作用は認められなかった」と発表されています。
子宮筋腫の増大は認めず不正性器出血、子宮内膜肥厚も認められなかった。子宮頸部細胞診、乳腺検査 (マンモグラフィー・乳腺エコー)において特記すべき変化は認めなかった。
エクオール含有食品の摂取にて更年期症状改善率は1年を通じて上昇が認められ、エクオール産生能の有無による効果の差はなく、ホルモン補充療法を組み合わせた場合と同等の更年期症状改善効果を確認。
引用:https://www.liebertpub.com/doi/10.1089/acm.2018.0050
つまり、エクオールがつくれない人でもサプリなどでエクオールを摂取すれば、病院での治療で行われる「ホルモン補充療法」と同じような更年期症状の改善効果がある。と、報告されているのです。
なぜエクオールに副作用は無いのか
エクオールに副作用は無いのは、大豆イソフラボンが腸内細菌によって代謝されることにより産生される成分だからです。
簡単に言えば、食べたものが体内で栄養分に変化したものだから。
■ イモ類や果物、穀類などを食べると筋肉・血液など体を構成する主成分となる
■ 豚レバー・牛レバー、うなぎなどを食べると爪を強く育てられる
と同じように、
となります。
更年期女性はさまざまな症状に悩まされる
女性が更年期になると、さまざまな症状に悩まされるようになります。
更年期症状を緩和・解消してくれる成分として有効なのが「エクオール」ですが、このエクオールを自分の体内で作れるのは約50%とも、3人に1人ともいわれており、「更年期女性は大豆食品を食べると良い」という言葉が迷信のようになっています。
最近ではテレビや雑誌などの更年期特集でも、「エクオールを自分でつくれない人はサプリで補いましょう」と推奨されている成分ですが、そもそもエクオールとはなんでしょうか。
その答えを紹介していきます。
そもそも更年期女性に人気のエクオールとは?
エクオールとは
エクオールとは女性ホルモンに似た働きをする成分です。
納豆や豆乳、豆腐などに含まれている大豆イソフラボンは、「ダイゼイン」「グリシテイン」「ゲニステイン」の3種類に大別されます。
そのなかの「ダイゼイン」は腸内細菌によって「エクオール」という成分に変化して、更年期女性の体内で女性ホルモンと似た働きをするようになります。
エクオールの効果
■ ホットフラッシュが軽減・改善する
■ 血流が改善して、肩こり・頭痛・倦怠感が軽減・改善する
■ コラーゲンやエラスチンなどの生成が良くなり、シワが改善する
■ 骨からカルシウムが溶け出すのを押さえるので骨粗しょう症を防ぐ
■ 悪玉コレステロールを低下させるので脂質異常のリスクが低くなる
■ 糖代謝が改善するので糖尿病のリスクが低くなる
■ 血管をしなやかに保つ働きで動脈硬化の予防が期待できる
■ 手指の変形やしびれ、痛みを軽減・改善する
これらの働きは、全て女性ホルモンが担ってきた働きです。
個人差はありますが、女性が約45歳以上になると女性ホルモンの分泌が減っていき、ホルモンバランスが崩れることで体や心に不調があらわれますよね。
それを更年期障害とよび、更年期障害の症状を放置すると、骨粗しょう症や脂質異常、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞などのリスクが上がり、うつ症状が悪化するケースもあります。
だからこそ、女性の体に必要な女性ホルモンが減ってきたら、よく似た働きをするエクオールで心身を守ることが大切なのです。
エクオールをつくれる人・つくれない人
エクオールを体内で作れる人は、欧米人で約20%、日本人では30~50%といわれています。
この差は、大豆の摂取量や食生活の違いによる腸内環境の違いによるものと考えられており、大豆をよく食べる中国や韓国も、日本と同様にエクオールをつくれる人が多い地域です。
しかし、年齢が低下するとともにこの比率は低下していて、若い世代では約20%と欧米人と同じ程度の人しかエクオールをつくれないことが分かってきました。
いろいろな研究から、現代では30歳未満の若い世代では4人に1人しかエクオールをつくれないことが分かっています。
これは、食生活の変化が原因の一つと考えられており、「腸内環境の悪化」がエクオールをつくれない要因とされているようです。
私は「エクオールをつくれる人?」検査方法は
エクオールをつくれるかどうかは、尿や便から調べることができます。
一般的な検査キットは手軽で簡単にするため尿から調べる場合が多いのですが、「腸内細菌そのもの」ではなく、尿中から検出される「腸内細菌が作った物質」しか測定できないため、腸内フローラの状態を正確に知ることができません。
そのため、便から調べることで「腸内細菌そのもの」が分かる方法が話題になっています。
便から調べる方法だと自分の腸内フローラの状態を正しく知ることができるので、更年期障害の改善だけでなく、これからの美容・健康にも結びつくでしょう。
エクオールの副作用を口コミから見る
手のこわばりを感じて購入してみました。
飲み出してから、手のこわばりがなくなりました。
1週間で「ホットフラッシュ」なるものが無くなるという効果。
凄い効き目に驚きです。
病院でエクオールを取るように勧められて購入しましたが、飲み続けるうちに悪くなっていた症状が改善されたので、効果はあると思いました。
更年期にさしかかり、ホットフラッシュに悩んでいました。
いちかばちかで、エクオールを注文したところ、服用した日から、ピタリとホットフラッシュが治まりました。
大豆イソブラホン成分なので安心して・飲んでます、体調良いです。
飲み始めてまだ日は浅いですが、気持ち症状が軽くなった気がします。これからも続けたいです。
とくに、副作用の口コミは無いようです。
しかし、エクオールには注意が必要な人もいます。
大豆アレルギーの人はエクオール以外で解消を!
エクオールは大豆を発酵させて作った食品なので、大豆アレルギーの方は摂取をお控えください。
その場合は女性ホルモンと似た作用を持つ栄養素「デセン酸」を含んだローヤルゼリーやたくさんの栄養がギュッと詰まったプラセンタがおすすめです。