角質ケアで50代のたるみや乾燥を解消!自宅で簡単に行う方法

スキンケア

なんと!古い角質を除去するだけで小ジワが目立たなくなるんです!

50代の肌に角質が溜まる理由

年齢を重ねると肌表面の角質(垢)がはがれにくくなります。

泥遊びをした子どもの服は、乾くと泥が固まって汚れが落ちにくくなりますよね。
それが50代の肌表面で起こっているが、古い角質が溜まってこびりついている状態です。

 

なぜ、古い角質が肌表面からはがれにくくなっているのかというと、加齢により肌のターンオーバーが遅れているからといえるでしょう。

 

ターンオーバーが遅くなると、肌表面で古い角質(排除するべき肌細胞)が固まるので、化粧水などが浸透しにくくなったり、汚れや細菌によって吹き出物ができやすくなったり、ゴワゴワした質感になってシワが目立ちやすくなります。

 

ターンオーバーとは

ターンオーバーとは「肌の代謝」のことをいい、肌の生まれ変わりサイクルを意味します。

 

玉ねぎを切ると外に向かって固くなり、茶色く変化していくのが分かります。

固く茶色い皮 → 白く歯ごたえのある部分 → 透き通った柔らかい部分

この変化が肌の中で起こっているとイメージしてください。

肌細胞は肌奥にある基底層で生まれて、成長しながら肌表面へと押し上げられていきます。

肌表面に出始めたときは美しく元気な肌細胞ですが、時間が経過するとともに、メイク汚れや排気ガス、紫外線などで汚れてしまいます。

そのため、肌表面にいた肌細胞は垢(老廃物)となって排出されるのです。

この生成・成長・排出のサイクルを「ターンオーバー」といいます。

 

ターンオーバーは年齢と共に遅くなる

ターンオーバーは20代で約28日、50代になると約56日で1周するといわれています。

遅い人だと70日もかけて1周する人もいるようです。

 

ターンオーバーが遅くなる原因

ターンオーバーが遅くなる原因としては以下のものが挙げられます。

■ 睡眠不足 ■ 紫外線の影響
■ ストレス ■ 過度のアルコール摂取
■ タバコ ■ 食生活の乱れ
■ 便秘 ■ 運動不足
■ 冷え症 ■ 無理なダイエット

これらが要因となってターンオーバーは乱れますが、健全・健康な生活をしていても、年齢を重ねると共にターンオーバーは遅れていきます。

 

その理由は、肌細胞が加齢によってパワー不足になるからです。

パワーが足りない肌細胞は、新しい細胞をつくり出す力や成長した細胞を押し上げる力が弱くなります。

このことが原因でターンオーバーは遅くなっていくのです。

 

古い角質を放置していると50代の肌はどうなる?

角質ケアをしないと、50代の肌は汚れや垢がこびりついたままになります。

すると、さまざまな肌トラブルを引き起こしたり、老け顔に見られたり、肌触りも悪くなるでしょう。

ほかにも、いろいろな問題を引き起こします。

■ ニキビや吹き出物ができやすくなり、治りが遅くなる

■ くすみが残るため、肌の色が悪くなる

■ 色素沈着によるシミが濃くなったり、増えるようになる

■ 化粧水などの美容成分が浸透しにくいため、乾燥や小じわ、たるみが悪化する

 

角質が50代のたるみや乾燥を引き起こす

角質が肌表面に残っている状態で乾燥対策をしても、水分や美容成分が浸透しにくいので効果が出にくくなります。

 

古い角質は道路に敷かれたアスファルトのように肌表面を覆い、肌奥に美容成分を贈ることを拒否しているので、乾燥対策を頑張っても充分な効果は出ません。

 

それでも20代の肌でしたら体内部から水分や栄養を引っ張り上げる力を持っていますが、肌細胞自体が衰えている50代の肌は、水分や栄養を外から加えてあげないと肌の乾燥が進み、水分不足でカラカラになった肌はたるんできます。

 

開いた毛穴では角栓になっている!

角栓とは、皮脂と古い角質がまじりあって毛穴を塞いでいる栓のことです。

とくに、たるみが気になる50代の肌は毛穴も下に下がって開いているため、角質が溜まりやすくなっており、角栓ができやすい状態になっています。

 

角栓を放置していると、どんどん広がって、空気に触れて酸化すると表面が黒ずんできます。

すると、くすみを通り越して不潔な印象を持たれてしまうでしょう。

 

角栓は鼻や眉間、あごなどの顔の中心部分にできやすく、通常の洗顔では取れないので、特別な角栓ケアが必要になります。

 

50代が角質ケアをするとシワが解消される!?

角質ケアとは、古い角質を取り去って角質自体を健康にしてあげるお手入れです。

 

そもそも、角質には「肌内部の水分を蒸発させない」という役割があり、それは肌表面である0.02mmしかない角層に、8~10枚ほどの細胞が重なっている肌細胞です。

 

古くなった角質を除去して若々しい角質を守ってあげれば、化粧水や美容液の成分がしやすくなるため乾燥しらずチモチ肌になり、肌の弾力が戻るためシワが目立たないプルプルした肌になります。

さらに、くすみや色素沈着したシミも除去されるため、血色のいいツヤツヤした肌を取り戻すことができるのです。

 

50代の角質ケア自宅で簡単に行う方法2つ

20代の頃ならいつもの洗顔で古い角質は洗い流されますが、50代ともなると古い角質は肌にこびりついて洗顔でもクレンジングでも除去できません。

50代の角質ケア

1.ピーリング・スクラブを使う

2.美顔器のイオン導出・イオンクレンジング機能を使う

1.ピーリング・スクラブを使う

「ピーリング」・「ゴマージュ」・「スクラブ」・「拭き取り化粧水」といった名前の付いているアイテムが角質を除去するコスメです。

 

ジェルやクリーム、石鹸などのタイプがあり、肌の上でクルクルとなじませると古い角質(垢)が消しゴムのカスのように固まるものや、細かく砕いたくるみの殻などで古い角質を取り去ります。

フルーツ酸が含まれたものを多く見かけますね。

 

2.美顔器のイオン導出・イオンクレンジング機能を使う

人の体には微弱な電気が流れているため、反発する電気を流すことで汚れを除去させる方法があります。

 

イオン導出やイオンクレンジングは、エステや美容クリニック・医院でも使われている技術で、古い角質やメイク残り、タバコの煙、排気ガス、ほこりなどを肌から浮かせて美顔器に着けたコットンに吸着させる機能です。

 

美顔器にもイオン導出やイオンクレンジング機能が付いているものがあるので、自宅で簡単に行うことができます。

 

ピーリングより美顔器の導出機能がおすすめ!

ピーリング剤を使った角質ケアは、やり過ぎると肌にダメージを与えてしまいます。

パッケージに「週に2~3回程度にしましょう」と書かれているのは、摩擦を与え過ぎず新しい角質まで取り去ってしまわないためです。

 

美顔器のイオン導出・イオンクレンジング機能は、汚れを浮かしてから取り去るので肌負担が少なく、そのまま乾燥対策やたるみの引き締め作業に移行できて便利です。

 

加えて、美顔器が1台あればピーリング剤を別途購入したり、美容液やパックを買いそろえる必要が無くコスパがいいので、50代の美顔器購入率は増えています。

 

このランキングにある1位か2位の美顔器がおすすめです。

イオン導出・イオンクレンジング機能のほか、美容成分を肌奥に届ける導入機能や肌のたるみを引きあげるEMS機能などの複数のケアができます。

 

毎日のお手入れは手軽でスピーディーなオールインワンがおすすめです。

1つでスキンケアが完了するから続けやすいですね!